Читаем Wave of dimensions полностью

「大体どの辺りで釣ったのかは一緒に冒険してるので分かりますね」

「でしょ? 専門家じゃなくて釣り師なので魚の詳しい生態は分からないのも多いし……」

「じゃあ絆、カブに関する知識を披露してみなさいな」

「え? アブラナ科アブラナ属の越年草、発祥は地中海地域から世界に広まったとかそんな話だったっけな? アブラナ科なので小松菜や白菜と交雑するので注意。根っこの部分を食べると思ってるけど本当の根っこは更に下にあるヒゲの部分」


流れでサッと知識が出てしまった。

覚えている事を適当に言ったが、まるで情報サイトみたいな言い方になってしまった。


「詳しすぎるでござる! 父上に企画で農家になれと言われる理由に納得してしまうでござる!」

「嫌じゃ! 野菜なんて摘みとうない! 農業なんてやりto night!」

「なんでござるかそのボケは!」


闇影のツッコミが激しいなー……姉さんみたいな流しはしないのが実に闇影だ。

こいつの良い所でもある。


「適材適所という言葉があるが……絆くんは釣りより農業の方が向いているのが分かった様な気がする」


ロミナまで何を納得してるんだよ。


「どうよ」


姉さんも胸を張らないでくれない?


「やりto night?」


しぇりるの方は何に首を傾げてるんだよ。

で、闇影が小首を傾げるしぇりるに何かメールを送ったっぽい?

するとしぇりるは納得した様に頷く。


「なるほど、同音ギャグ」


いや、そんな納得されても悲しいからね。

別に渾身のギャグって訳でも無いし。


「どうよ? みんな絆の将来に納得したんじゃない?」

「だから興味が無いって言ってるじゃないか」

「絆さんは多芸ですね」

「いや、多芸って言う程じゃないと思うよ? 昔やったゲームの杵柄って奴だし」

「ここまで謙遜されると嫌みに感じる次元でござるな」


闇影、お前程じゃないと思うぞ?

甘めに見る親の目ってのもあるが、色々と習得してるしお前の実年齢から考えて随分と上にサバを読んでるんだから。


呪具



「それじゃあ作物の解説は絆くんに任せようか?」

「勘弁してくれ。やらせるなら顔文字さんにね」


俺は監修しただけだし、作ったのは顔文字さんだ。


「とにかく、ミリーさん。次の化石に行きましょ」

「わかったわ。じゃあ――」


って事でミリーさんが博物館内にある化石を順番に解説していく。

感覚で言うと学校で行く遠足ツアーに近いかな?

ガイドが色々と解説をしながらどんどん進んで行く。

もちろんミリーさんもあんまりクドくならないように適度に化石は飛ばして解説して行く。

結構博物館内の化石コーナーはスカスカの所があって、プラド草原範囲外でも化石があるって事を暗に教えてくれている。

ミリーさんの化石発掘の旅はまだまだあるって感じだな。


「これからは出かけた先で化石発掘をするでござるな」

「ええ、今から楽しみよ。もちろん、ゲームをプレイしているみんなで埋めていく事になるのだけどね。絆さんの魚を沢山集めたいって気持ちが分かるわ」


で……目玉とばかりにカースダイノキングの化石が鎮座している部屋へとやってきた。

ご丁寧に配下の化石まで設置されている。

カースダイノキングに従うように周囲で敬礼していて……どこぞの王宮で謁見してる感じな展示だな。


「これはなんでござるか?」

「感覚で言えばカルミラ島の水族館だとヌシのコーナーかしらね? 絆さんが見つけた隠しクエストのボスよ」

「絆さんが見つけて倒したんですか?」

「まあ……ね」


その所為でヌシを一匹、解体し損ねてしまったんだけどね。


「ミリーさんと二人でクエストやる事になって大変だったよ」

「それは大変でしたね」

「うん」

「何でもスピリットの種族スキルを習得出来る様だから貴方も後でメモリアルクエストをしておくと良いと思うわ」

「わかったでござる」

「私も覚えておきましょうか、セン地方でクエストをして既に習得してますけど、上位スキルでしょうかね。絆さん。どんなスキルなんですか?」


硝子が俺に聞いてくる。

うーん……あんまり良い感じのスキルじゃないけど説明はすべきか。


「カースダイノっていう……なんか呪われたスキル? 恐竜の頭を地面から生やして噛みつかせるらしい。専用の呪いゲージを使用するっぽい」

「そのようなスキルがあるのですね」

「セン地方で習得出来るスピリットの種族スキルってどんなの?」

「アイテムにエネルギーを振り込んで一時的に強化するスキルですね。魂魄付与というスキルです」


おー……素直な強化スキルって感じで良いな。


「エネルギーブレイドを弱体化させて道具を選ばないようにしたようなスキルでござる。まだまだ発展しそうでござるな」

「ほー」

「後で絆さんも習得に行きましょう」

「うん」


そう言ったスキルを俺も覚えたいからね。


「そうだ。闇影、あなたにこういう魔法書があるのだけど覚えるかしら?」


ミリーさんがカースダイノキングを倒した際にドロップした呪術書・恐竜魂を闇影に手渡す。


「これは……特殊習得の魔法書でござるな」

「ええ、どんな魔法が使えるようになるか分からないけど、貴方が好きそうだと思ってね」

「でも……母上達が使う方が良いんじゃ? 恐竜好きでしょ?」

「好きだけど自身が習得しなきゃ行けないって訳じゃ無いわ。素敵な魔法だったら貴方がよく使ってくれれば良いのよ」


出来れば使って欲しいって感じだ。

うーん。親の愛って奴なのかな。

自分が使うよりも愛しい娘が強化される方が嬉しい的な。


「わかったでござる。後で習得してみるでござる」


そんな訳で呪術書を闇影が使って習得する事が決まってしまった。

元々ミリーさんの物だから使う権利はミリーさんにあるからね。

良いんじゃ無いかとは思う。

ボスドロップか。


「あ、そうだ。ロミナー」

「なんだい?」

「ミリーさんと同じく都市解放クエストに行っている間に別のクエストに巻き込まれて変化しちゃった武器があるんだけど見てくれない?」 顔文字さんなら解けるかと思った呪いだけどクエスト的な呪いな訳で解呪は不可だった。


スキル以外にも呪われた品である太古の恐竜王骨の剣を武器を変化させて見て貰う。


「随分と無骨な骨で作られた大きな太刀だね……? 付与スキルが」

「うん。白鯨の太刀が呪われちゃってこんな姿になっちゃったんだ」

「そう……か」

「なんとも禍々しい感じですね」

「エフェクト、ちょっと出てる」


え? そんな呪いっぽいのが見える?

と、改めて確認すると呪われてますよーって感じに紫色のオーラエフェクトが薄らと出ているのに気付いた。

実に禍々しい。


「ふむ……」

「どうにか出来ない?」

「ちょっと鑑定を施したんだけど強化には条件があるようだね」


ロミナってちょっと天然な所あるのかな?

これを強化するのは怖く無い? より怪しい進化をしそうじゃないか。


「呪いの解除とかは出来そうにない感じ?」

「生憎と私の鍛冶スキルに呪いを解くという項目は出てないんで難しいね。この辺りは聖職者っぽいスキル群、ノジャくん……君の呼び方が私としても好ましい、顔文字くんが専門だろう」

「無理だって言ってた」

「それだと無理だね。ただ、面白いものを見せてくれたよ。こう言った武器もあるんだね。スキルに閃きで呪いの武器のレシピってのが出たよ」

「みんなの武器を呪わせそうで恐いんだけど」

「どうなのだろうね。どうもスピリット達は呪いを力に出来るそうだからあんまりデメリットは無く運用出来そうではあるね」


確かに、この武器のデメリットは今の所よくわかってない。


「スキル効果とかロミナは知ってる?」

「多少鑑定の範囲が広がっているし知識としては携えてるよ。古の呪いと呪具は始めて見たけど血の渇望は攻撃が命中すると一定時間、攻撃アップのバフが掛かり、時間内に攻撃を繰り返すと重複するそうだ」


おー……何処までも攻撃的なスキル構成って事なんだな。


「古の呪いは……古の力に似た複合ステータス上昇のようだね。防御が下がってその分、攻撃と魔法攻撃を強化する代物のようだ。それと一定間隔でHPやエネルギーが減るようだ」


わー……確かに呪いの武器って感じだ。


「呪具は……? どうやら闇の力を強めるとか特殊スキルや魔法を使う際に装備してないといけない代物らしい」


ああ、カースダイノとかその辺りのスキルを使う場合はこの武器を装備して使えって事?

前提装備って事なのか。

あ、でもスピリットだとその辺り関係なく使えそうではあるか。


「うーん……」

「まずは試すので良いと思うね。良い物を見せてくれたと感謝するよ」


ロミナも作れる武器が増えて助かったって言ってるけど良いのかなー。


「その流れだと闇影さんが習得する事になった魔法は呪具スキルが無いと使えなさそうですか?」

「まだ分からない所が多いからね。なに、実験をしていくのが醍醐味じゃないか」

「確かにそうですね。私もいずれ呪いの武器とか作って頂けそうですし」

「無理に作る必要は無いと思うけどね」

「何事も幅ですよ。そもそもですよ絆さん」


硝子が俺に何か言おうとしている。

一体何を言う気だろう?


「呪いの釣り竿があったら絆さんだったらどうしますか?」

「今の武器が呪われたら困るけど、その釣り竿じゃないと釣れない魚とか居そうだね」


もしくはその呪いの釣り竿を使い込む事で呪いが解けるとかパワーアップしてより強力になるとかね。


「そういう事ですよ。いろんなスキルを覚えるって意味でも触れずにいるより挑戦してみるのは良いと思います」


硝子が前向きだ。

良いのかね。こういう武器使って行くのって。


ダインブルグの砦



「呪いの武器かー面白そう」

「イエス」


紡としぇりるもこの辺りは好意的なのな。

まあ鎌なんて割と中二な武器を使って居る紡は元々好きそうだよな。

しぇりるの方はよく分からないけど興味あるって事で良いのか。


「必要素材に怨念の欠片というものがあるみたいだね」

「どこかでドロップするとかかな?」

「アンデッド系の魔物の素材とかから生成もありえる。レシピ関連をもう少し調べてみるよ」


ロミナも新しい武器の作成にやる気を見せているようだ。


「四天王辺りからドロップとかもあり得るかもね」

「あーなんかありそうだね」

「スピリットだと手に入るとか条件の模索も楽しそう」


夢や考察は広がるなー。


「メモリアルクエストで絆さんが習得したダンジョンにも行ってみましょう」

「そうだね。四天王の再戦もそこだろうし行こうか」


そんな訳で博物館はそこそこに俺は硝子たちを連れてダインブルグとの再戦が出来るメモリアルダンジョンの入り口らしき砦へと再度到着した。

途中で顔文字さんと合流して同行する事にもなったぞ。


「顔文字さんも来てくれたけど俺と一緒に入れるのかな?」

「その辺りの確認も必要じゃな」


という訳で前回は入れなかった砦の障壁で確認する。

結果だけで言うと……メモリアルクエストでなら俺と顔文字さんは一緒に参加出来るようになっていた。


「制限解除はされてるか」

「そのようじゃな。では人員はどうやって挑戦するかのう」

「幾らヒントがあるって言っても初見で挑みたいよお兄ちゃん」


紡がここで提案してくる。


「まあ……攻略済みの人がいると緊張感が落ちるのは否定しないけど……」

「絆さんに送られた情報だけを頼りに攻略するのは確かに良さそうですね」

「となると、絆さん、私、闇影さん、しぇりるさん、紡さんにロミナさんですか?」

「少しバランスが悪いね。私は素材が欲しいだけなので遠慮してもよさそうだ」


ロミナがここでバランスを考えて辞退を提案か。


「……見事に定番の構成ね」


姉さんが呆れてる。わかってるよ。バランス度外視な所があるのは。


「じゃあ私は前回行ってないので参加しても良いでしょうか?」


ミリーさんがここで挙手している。闇影を見てるから親子でのイベント参加だね。


「クレイさんは参加しなくて良いの?」

「気を利かせてくれて嬉しく思うよ。だけど大丈夫さ」


闇影にも念押しで確認すると頷かれる。

ふむ……じゃあ初見組で挑戦だな。


「ではわらわ達もダインブルグ装備の為に挑戦しようかのう」

「どっちが早く攻略できるか競争しようぜ!」


らるくがここで妙な提案をしてきた。


「てりすたちの方が既に経験済みなんだから早いでしょー? 大人げないわよー」

「ハンデはもちろん付けるぜ? 前回の俺たちのクリアタイムは記録してるからよ」


そんな記録をらるくはしてたのか。

初見クリアでタイム測定……よくやるな。

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